Elgato Game Capture HD60 Pro をイギリスから個人輸入

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以前ブログでも今欲しいものとして紹介したビデオキャプチャである Elgato Game Capture HD60 Pro 。いつまで経っても日本国内の在庫が復活する気配がなかったため、痺れを切らしてイギリスに注文するという荒業に踏み切ってた次第。

初めての個人輸入だったものの、結論から言うと思っていたよりも簡単・気楽で届くのもべらぼうに早い。

というわけで今回は前編と称し、購入から到着までのプロセス紹介。

次回は適当に使い勝手とか実際に撮ってみたテスト動画とかを扱うつもり。

 

目次

何故イギリス Amazon ?

国別に対応した便利な価格比較サイトがある

そもそも日本に在庫がないとはいえ、何故イギリスに注文しようとなったのか、割と謎な思考回路に捉えられるかもしれないのでそこから説明。

アメリカの Amazon から輸入する話は割りと耳にするかもしれないけれど、有名所のアメリカ・今回注文したイギリスを初め、実はありとあらゆる国の Amazon が日本への輸出に対応しております。他に例を挙げるとフランス・ドイツなど。

それでいて同じ商品でも価格がそれぞれ国ごとによって異なります。大体はその国限定で割引が入っていたり、日本と現地通貨のレート差によるもの。

 

で(だがしかし)

 

実はこの価格差、とある便利なサイトを用いることで一発で調べることができるというわけ。

Takewari – 世界のアマゾン横断検索 – https://www.takewari.com/

16_01_30_02

こちらのリンクに飛び、検索ボックス内に気になる商品名を入力するとあら不思議、世界各国の販売価格を、なんと日本円に直して表示してくれます。画像は今記事で話題にしている商品で検索した場合のスクリーンショット(2016-01-30 現在)

これをひとつの指標にしつつ、購入先を決定してまいります。

輸出の可否・税金の処理

Amazon_uk_Tracking

英Amazonの追跡画面

上記のサイトでおおまかにターゲットを絞ったら、次はそれぞれ詳細情報を確認していきます。まずは大前提として日本に輸出してくれるかどうかを確認してみましょう。

確認方法はアメリカの Amazon にてアカウントを作成して、各国の気になる国で気になる商品をカートにぶち込み、適当に購入手続き画面を進めていくだけ。間違って購入ボタンを押してしまうようなことはまず無いと思うのでどんどん進むべし。未対応の場合は赤文字ビックリマークみたいな感じの警告文が途中で出てきます。

因みに、日本以外の Amazon では基本的にアメリカ Amazon のアカウントを持ってさえいればどの国でも使用可能。何故日本がハブられているのかは不明。

さて、ここで上の画像を見てみると分かる通り、頭一つ抜けて安いカナダ。真っ先にココに注文しようとなるものの、残念ながら日本への配送は未対応。ここで買うことができれば随分お財布にもやさしいものの、出来ないものはどうしようもなし。諦めて次を探します。

続いて安いのがスペイン、そして僅差でイギリスと並ぶわけで、「じゃあしょうがないなあスペインで買うか~」とすると実はここに一つ重要なポイントが隠れております。

それが関税と消費税の処理問題。外国の通販で物を買おうともバッチリ日本の消費税は適用されてしまうし、課税価格(商品価格に関税・消費税を加えたもの)が1万円を超えてしまうと関税が発生してしまう。今回購入したものはモロにその価格を超えているため問答無用で関税発生対象。

 

で(だがしかし)

 

スペイン Amazon ではこれらの税金処理を自分で行わなければならない一方で、イギリス Amazon では商品注文支払い時に前払いという形で勝手に処理してくれます。

この税金処理と言うのは別に複雑でもなんでもなく、ただ配送業者に代引きみたいなノリで支払うだけなのだけれど、配達時に家に居なければならなかったりお金を用意して置かなければならなかったりで割りと面倒くさい。

また、関税は商品の重量によっても変動し、なおかつお金の計算は現地通貨のレートで行われるので、電卓を叩いて商品額と合計すると案外ひっくり返ったりすることも。

こうしてみるとキャプボの重量なんて分からんし、商品ポチってクレカでドーンと購入できる楽さがええなーということで今回はイギリスを選択。

 

配達中の追跡画面が楽しい

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追跡画面がリアルタイムに更新されます

今回は購入時価格が随分割り引かれていたもんで、日本で言うお急ぎ便にしてもまだ安いと感じるレベルだったのでそれで注文。かかったお金は 1,600 円程。使うか否かで配達日が 10 日以上もズレるらしいので全然許せる金額。

配送中は UPS という業者が逐一「○○空港到着」など、商品が今どこにいるのか報告してくれます。

注文している本人は海外渡航をしたことがないどころか飛行機に乗ったことすら無いというのに、こいつは幾つもの国を見て空を渡ってきたのだと考えると感慨深いものがあったりなかったり。

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トラブル発生による多分レア画面

なんだか途中にトラブルがあったようだけれど、最終的にヤマトが我が家まで送り届けてくれました。当初の到着予定日は 2 月の 1日だったところ、本日 1 月 30 日に届くという。出荷日が 27 日なので、なんと注文から 3 日でイギリス(倉庫はスペインらしい)から到着、その驚異的スピードに感激しております。

 

楽しい個人輸入、皆もやってみよう

やってみようなんて教育テレビレベルの勧誘をしてみましたが、それくらい気軽に行えるので本気でオススメ。

国内Amazonとは異なり当然代引きやコンビニ振り込みができないので支払い方法はクレジットカードのみとなってしまうけれど、Vプリカが使えるのでセキュリティ的に不安な人でも安心。実際に今回ボクはVプリカで購入。

上で紹介したサイトを用いれば、もしかすると気になる製品が国内よりも断然安く買えるかもしれない。というよりも適当に今飲みたいウイスキーで検索をかけてみたところ、バッチリドイツのほうが安かったりしてるのできます。

但しゲームはリージョンの違いで色々怪しかったり、革製品は別途で関税がアホほど取られてしまうようなので、その辺りはしっかり事前に調べてから手を出すようにしましょう。

しかしまあようやく念願のビデオキャプチャが手に入った。よかったよかった。

時を同じくして気になると言っていたマリオテニスは結局買っていません。公式ウェブサイトの惨状から予想した通り、レビューはそのゲームの出来に荒れに荒れております。よかったよかった。

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