今話題の「Clubhouse」を試してみた!公開 Discord だ、これ。

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Discord × ラジオ みたいな感じ。

今話題になっている音声 SNS「Clubhouse」の招待を手に入れてしまったので、知的好奇心を満たすため実際に使ってみました。

いつも通り結論から。「Clubhouse は 音声 SNS」と巷でよく言われていますが、ボクは「公開 Discord 時々 ラジオ」と形容します。魅力を感じる部分はあるけれど、滅多に起動しないだろうなあとも。

そもそも Clubhouse とは?

音声 SNS、すなわち音声チャットでコミュニケーションする iOS 向け SNS アプリです。元 Google 社員のポール・ダヴィソン氏とローハン・セス氏らが開発した同アプリは、2020 年 4 月から英語圏でサービス開始。その後順調に普及が進み、2021 年 1 月中旬、日本でもついに解禁。App Store に登録されて以降、2020 年 2 月 8 日時点で無料アプリランキング 1 位を獲得しているなど、日本の利用者数が急速に伸びています。

Clubhouse で最も特徴的なシステムの一つが、招待制。既存会員のユーザーが持つ、2 名までの招待権を行使されて初めて、同アプリに会員登録することができます。Clubhouse は記事投稿時点で β 版という扱いになっており、ユーザー数が制限されているためこのような仕様になっているとのこと。

どんな仕組み? 公開 Discord ってどういうこと?

  1. テキストチャットよろしく任意の名前で部屋立て
  2. 気になった人たちが入室してくる
  3. 一緒に音声でお話しする

簡単に説明するとこんな感じ。

部屋が立っているうちは誰でも入退室できます。誰もが部屋で話されている内容を聞くことができます。一方で、音声会話に参加できる人は限定されます。ホストやモデレーターから発言権を受けて、初めて会話に参加することができるという仕組みです。

こうした仕組みから、知り合いや気の合う人同士だけで会話をしている部屋がほとんどでした。やっていることは Discord と全く同じですね。ただし、Discord と違って Clubhouse では会話の内容がフルオープン。前述の通り誰もが会話の内容を聞くことができますので、「公開 Discode」と表現した次第です。

そのほか Discord と異なる点を挙げると、まず話し手と聞き手がシステム上で完全分離されている点。さらに、部屋が解散されるとアーカイブも痕跡も、跡形もなく消えてしまう点。

なお、英語圏ではもう少し使い方が洗練されているようで、定期的に配信されるトーク番組のようなものが流行っているようです。

こうした側面も踏まえて、Clubhouse は「公開 Discord 時々 ラジオ」という表現が最も適切なのではないかなと思います。

ちなみに、部屋ごとに入室可能な人数が決まっていて、満員の部屋には入室することができません。ニコ生かよ。

会話の内容だけでなく、誰が聞いているのかも全公開

Clubhouse は誰がどんな部屋に入室しているのか、一目でわかる仕様になっています。この仕様について、面白い逸話を耳にしました。某有名人曰く「『全日本 喘ぎ声選手権 2021』なる部屋があり、とても気になったが、名前が表示されることを考えると入室できなかった」とのこと。

Clubhouse の利用規約で、アカウントの登録名を本名に設定するよう取り決められています。また、アカウントが電話番号と紐づけられるため、容易にサブアカウントを用意することができません。

人種差別やヘイトスピーチの場としても使われることのあるらしい Clubhouse ですが、この仕様があるのであんまりアレゲな部屋で活動するのは躊躇われそうです。電話帳と連携させることもできるので、ワンチャンリアルの知り合いにも活動内容ばバレる恐れがあります

余談ですが、実際に中を覗いてみると確かに本名率が高めのように見えますが、ペンネームで活動している人もそれなりに多いので、そこまで気にしなくてもいいのかもしれません。表示名のリネームは 1 度しかできないので、本名にするか、ペンネームにするか、大いに悩む必要がありますね。

Clubhouse にはどんな人がいる? どんな話がされている?

2021 年 2 月 7 日現在、日本人に限って言えば主に TV 業界のタレントや関係者が多く、次いでビジネスに興味がありそうな一般人、学生が多そうだなあという印象です。

Clubhouse には「録音が利用規約で禁止されている (IC レコーダーでなんとでもなるけれど)」、「アプリに招待された人しか聞くことができない (招待されていれば誰でも聞き放題だけれど)」などの建前があります。これを踏まえて、ここでしかできないぶっちゃけ話というノリで話をしたり、いわゆる日常会話の垂れ流しがされていたりします。あとは、自己啓発セミナー的な胡散臭いものだとか、無言作業部屋とかが作られていますね。

テレビタレントの日常会話が聞けるという点では、一般に面白いとされている人たちが普段どんな会話をしているのだろうと非常に興味深かったし、知的好奇心を満たすという意味で面白いなと感じました。

それこそ、YouTuber や声優などがここでお話ししてくれれば、それはそれで面白いのだろうとも。

有効な使い所がイマイチわからない

2021 年 2 月 8 日時点ではアーカイブが残らないし、収益化もできないし、正直 Clubhouse の有効的な使い方が思いつきません。だってユーザーとして何か知識を得ようとするなら既存メディアの方が優れているし、発信者として収益化するならそれこそ既存メディアの方が優れています

ただし、これは SNS もとい人とのコミュニケーションがあまり好きではないボクの感覚的な話。「色々な人たちとお話ししたい」というコミュニケーション大好きな方々にとってはハマるアプリなのかもしれませんね。

巷で言われている「陰キャお断り、陽キャ歓迎」という触れ込みは、ある意味正しい表現かもしれません。

現状ボクは、通勤時や作業中に英語のリスニング練習教材としてとりあえず使うようにしてます。

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