通話しながら同時にゲーム音も聞きたい。
誰しもが経験したことのあるはずなこの現象。例えば Splatoon でタッグマッチをするとなれば、 Skype などの音声通話を用いながらのプレイになることが多いはず。チームメイトと互いに状況を伝え合うことにより、戦況をより有利に運ぶことができるようになるため。
ところが普通に通話をしようとすると、こんな問題に直面することに。
- 普段モニタから直接ゲーム音を流している場合、マイクにゲーム音が入り込んでしまいチームメイトに迷惑をかけてしまう。
- 普段ヘッドホンでゲーム音を聞いている場合、通話するためにヘッドホンを外さざるを得ない。
そんな状況をなんとか打ち破ろうというのが今回の記事の目的です。多少の金銭はかかるものの、やらないより断然マシ。勝率もうなぎのぼり間違いなし。
必要な物はただひとつだけ
実はこの問題の解決方法はとてつもなく簡単で、要は PC と Wii U をケーブルで接続してしまえばいいだけのお話。
そのために必要なものが “イヤホン分配器” というもの。ピンと来ないと思うので、画像を見るほうが早い。
[wc_row][wc_column size=”one-half” position=”first”]

イヤホン分配器
[/wc_column][wc_column size=”one-half” position=”last”]

付属のオスオスケーブル
[/wc_column][/wc_row]
なんだか良く分からない牛乳のパッケージロゴみたいな形をしているのがそれ。
[amazonjs asin=”B00BE69DSE” locale=”JP” title=”【国内正規代理店品】belkin ベルキン MixIt UPシリーズ マルチイヤホンスプリッター ロックスター F8Z274btBLU”]
初めからコードが生えている部分以外は全てメス端子となっており、それらの部分に付属のオスオス端子やヘッドホンを差し込むだけで今回のミッションは終了。
何とあっけない。
実際に接続してみる
というわけで、繋いでみた結果がこれ。

接続例
結構頑張ったものの、どうあがいても綺麗に配線できませんでした。お兄さん許して。
Wii U GamePad 上部より反時計回りにケーブルの説明をしていくと、
- 初期設定のオス端子(短すぎてイカをするときに邪魔になったので不使用)
- 延長用オスオスケーブル( PC との距離が長すぎたので別途購入)
- 付属オスオスケーブル( Wii U GamePad と接続)
- ヘッドホン( Kingston HyperX Cloud )
となっております。
ボクは PC との距離が遠いと分かっていたので予め延長ケーブルを購入していたけれど、想像していたよりも遥かに初期配置のオスケーブルが短い。
上にも書いたとおり、折角音を改善しても今度は物理的にプレイに支障をきたしかねないので、もしかすると延長ケーブルもセットで買ったほうが誰しもが幸せになれるかもしれない。
因みにボクが購入したケーブルはこれ。無駄に音質を気にした結果だけれども、分配器の時点で色々劣化しているかもしれない。それが無駄と感じたならばその下の安いケーブルがオススメ。
[amazonjs asin=”B000UDACR8″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”audio-technica GOLD LINK Fine オーディオケーブル ステレオミニ 3.0m AT544A/3.0″]
[amazonjs asin=”B0006ZEJL0″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ELECOM ステレオミニプラグケーブル 3.0m DH-MM30″]
きちんと PC の音とゲーム音が同時に聞こえた(まとめ)
というわけで聞こえます。同時に接続すると、電流の量が限られてしまうため音量はやや小さくなるけれど、 Wii U GamePad のつまみで十分調整可能なレベル。
因みにこの製品、接続先を変更することでいくらでも応用が効きます。例えば Wii U だけでなく、 3DS に接続し、お気に入りのミュージックを聴きながらモンハンの効果音をバッチリと確認したり。 別端末からミュージックを流すことで、メイン PC でストリーミングを行う際に余計な音を流さないようにしたりなど。
あらゆる場面で活躍出来ること間違いなし。通話しながらのスマブラにも勿論使えます。割りとオススメ。