Apple は昨夜 2022 年 7 月 6 日、新型 MacBook Air の発売日と予約開始日を正式にアナウンスしました。
予約受付は 7 月 8 日 21 時より開始。価格は最小構成で 164,800 円 (税込) からとなります。
新型 MacBook Air に搭載される「M2」チップは、2020 年に登場した Apple シリコン「M1」の第二世代モデルです。
M2 は製造プロセスこそ M1 と同じ 5 nm ですが、CPU 性能は M1 の約 1.2 倍、GPU は M1 から 2 コア増え最大 10 コアとなり、GPU性能は M1 比で最大 35 % 高速化されました。
さらに機械学習を司る Neural Engine も M1 より 40 % 以上性能が向上したほか、M1 には未搭載だった動画再生・編集を有利にするメディアエンジンが新たに実装されています。
また、新型 MacBook Air は 4 年ぶりにデザインが刷新され、2021 年発売の「MacBook Pro 14 / 16インチ」に似た角張ったデザインが採用されました。
13.6 インチの Liquid Retina ディスプレイを搭載し、カラーはお馴染みの「シルバー」「スペースグレイ」のほか、新たに「ミッドナイト」「スターライト」の 2 色が加わった計 4 色で展開されます。
そのほか FaceTime カメラは 1080p カメラを搭載。2 つのThunderboltポートに加え、充電用の MagSafe ポートを搭載しており、M1 MacBook Air と比較し足回りが強化されています。
全体的に性能が向上した M2 チップですが、一方で M1 と比べて発熱量が増え、サーマルスロットリング (高熱による機器の故障を防ぐための性能抑制機能) が起こりやすいという報告も出ています。
また、性能の向上分と円安の影響で、最小構成でも 16 万円強。最大構成を目指すと 30 万円弱にまで価格が跳ね上がってしまいます。
性能を重視する場合、MacBook Pro 14 / 16インチは今でも変わらず視野に入ってきそうです。