【Mac】シルバー派でもスペースグレイを購入するべき合理的な理由

以前、Mac のシルバーとスペースグレイを比較する記事を投稿しました。

おかげさまでこの記事は当ブログで最も人気を博して、たくさんのアクセスをいただいています。

さて、上の記事でボクは「今後も (Mac を買うときは) シルバーを選ぶだろう」と記しています。

実際にこれまでボクが所有してきた Mac の内訳は、3/4 がシルバー。そして当該記事で比較に使用したスペースグレイの機種以降は、宣言通り全てシルバーを選んできました。

  1. MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019) – シルバー
  2. MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020) – スペースグレイ
  3. MacBook Air (M1, 2020) – シルバー
  4. MacBook Pro (14-inch, 2021) – シルバー

ここからもお分かりいただける通り、ボクは圧倒的にシルバー派なんでよすね。

そんなボクですが、新しく購入した 16 インチ MacBook Pro はスペースグレイを選びました。シルバー派の皆さん、裏切ってしまって申し訳ありません。

一体なぜ、ボクは最新モデルでスペースグレイを選択したのでしょうか。そこには明確で合理的な理由があったのです。

目次

スペースグレイを選んだ理由

シルバーは照明の反射が眩しい

左: シルバー MacBook Air / 右: シルバー 14 インチ MacBook Pro

なんとシルバーには、以前の記事投稿時に気がついていない重大なデメリットがありました。そのデメリットとは……

シルバーは照明の反射が眩しい!

物体は白色に近いほど光を反射し、黒色に近いほど光を吸収する特性があります。

シルバーとスペースグレイを比較すると、前者はより白に近く、後者は黒に近いですよね。そう、シルバーはスペースグレイと比べて照明の光を多く反射します。

ボクは最近この反射がかなり気になるようになってきました。作業中気になりすぎて、確実に生産性に悪影響を及ぼしています。

特に仕事用に使用している 14 インチ MacBook Pro で顕著に感じます。13 インチの MacBook Air と比べて、シルバー部分の面積が広いからなのでしょう。

ボクはあまり明るい環境や強い光が得意ではありません。眩しい環境が苦手です。

ですから部屋の照明は常に最低照度にしていますし、モニタの輝度も同じく常に最低にしています。

それでも手元から光が反射してきて、これを眩しいと感じてしまうのです。

肉眼だとシルバーは結構眩しい (左: スペースグレイ / 右: シルバー)

今回ボクが購入した 16 インチ MacBook Pro は、14 インチ MacBook Pro 以上に筐体の面積が広くなります。そしてその分、光の反射もより激しくなります。

その反射光はボクにとって致命的な影響を及ぼすことでしょう。せっかく購入した 16 インチ MacBook Pro が使っていてストレスのかかるものになるのは、ボクには耐えられません。

こうした経緯で、ボクは今回スペースグレイを選択したということになります。

実際にスペースグレイを入手して数日使ってみたところ、眩しさが軽減された確かな実感があります。

ちなみに風の噂で聞いた話、家電量販店の Apple Shop で Mac のスペースグレイ展示率が高いのは、シルバーだと照明が反射しすぎてお客さんが寄ってきづらいから説があるそうです。

確かに家電量販店の照明輝度は半端じゃないですからその可能性はあるかもしれませんね。

スペースグレイの難点

正直やむを得ない理由でスペースグレイを選んだ感は否めず、ボクの好きなカラーはどちらかと問われると、今でも「シルバー」と答えます。

シンプルにシルバーの方が色として好みという他に、スペースグレイは以下のようなネガティブポイントがあります。

付属の Magsafe ケーブルがシルバー、だから充電ケーブルが悪目立ちする

MagSafe 3ケーブル – シルバー
MagSafe 3ケーブル – スペースグレイ

今回購入した MacBook Pro は 2021 年モデル。本体にスペースグレイを選ぼうとシルバーを選ぼうとも、必ずシルバーの MagSafe ケーブルが付属します。

ですから MagSafe で充電すると、統一感のない悪目立ちした接続部分の出来上がりです。

一応 Apple Store にはスペースグレイカラーの MagSafe ケーブルが売られていますが、お値段なんと 6,580円 (税込)……。流石にわざわざ買い替えたくなるような金額ではないですね……。

ちなみに、2022 年に発売された M2 MacBook Air 以降なら筐体に合わせたカラーの MagSafe ケーブルがついてきます。MacBook Pro も同じ仕様にしてくれればいいのに。

傷ついた場所に現れるのはシルバー、だから傷が悪目立ちする

MacBook の素材であるアルミニウムは、本来銀白色をしています。

スペースグレイはアルミニウムの上から塗装をして生まれたカラー。よって筐体の表面に傷がつくと、アルミニウム本来の色である銀白色が飛び出してきます。

そんな傷がつくような雑な扱いをするつもりは毛頭もありませんが、もし何かの拍子に筐体に傷がついてしまったら、結構ショックを受けてしまいそうです。

シルバーは本来のアルミニウムの色そのものなので、スペースグレイほど傷は気になりにくいです。

スペースグレイの機体は、シルバー以上に神経質かつ丁重に扱う必要がありますね。

シルバーと比べて指紋が目立つ、だから汚れが悪目立ちする

以前の記事にも書いた通り、スペースグレイはシルバーと比べて指紋や手垢が目立ちやすい傾向にあります。

M2 MacBook Air で登場したミッドナイトほどではありませんが……。

ボクは手汗が比較的多いタイプの人間なので、これまで以上にメンテナンスに気を使う必要があります。

スペースグレイとシルバー、どっちにする?

やはりスペースグレイかシルバーか、この二者択一はいつの時代もかなり難易度の高い選択になることが改めてわかりました。

今回ボクは筐体からの反射光を嫌ってスペースグレイを選びました。もしボクの光への耐性が一般的なものだったら、変わらずシルバーを選んでいたことでしょう。

でも改めてスペースグレイの MacBook Pro を眺めてみると、これはこれでめちゃめちゃかっこいいです。だんだんシルバーじゃなくてスペースグレイを選んで正解だったような気すらしてきました。

あなたはどのカラーを選びますか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次