【Apple Watch】真夏の「レザーリンク」は蒸し地獄【長期レビュー】

2022 年の初め、ボクは Apple Watch のバンド「レザーリンク」を購入しました。

購入から約半年が経過し、購入当初から懸念していた「真夏においての使い心地」も概ね理解できたので、このタイミングで長期レビューをお届けいたします。

目次

予想通り、夏場はとにかく蒸れまくる

とにかく真っ先にお伝えしなければならないことがあります。

それは、レザーリンクは真夏、とにかく蒸れまくるということです。

名前の通り革製のレザーリンク。素材の特性上、通気性は皆無です。日本特有の高温多湿な夏とは相性が最悪だと言えるでしょう。

エアコンが効いている屋内では全く気になりませんが、少しでも外を歩けば汗がじんわりとしてきます。

そして家に帰って Apple Watch を外したときに実感します。「うわ〜蒸れてるわ〜」と。帰宅直後に靴下を脱ぐ時と似た気分ですね。

ただ、バンド幅はそれほど広くなく肌と空気の接触遮断面積がそこまでないためか、致命的な不快感を覚えるかと言われると決してそうではありません。

外出中に Apple Watch をすぐに外したくなるほど暑いとか、そんなことは全くない感じです。まあギリギリ許容範囲ですね。

それでもやっぱり、ブレイデッドソロループの通気性、快適さには到底かないません。

日帰り旅行など、一日中外出することが決まっているような日には、流石にレザーリンクを着けたくありませんでしたからね。ボクはわざわざだるんだるんになったブレイデッドソロループを引っ張り出して、付け替えました。

蒸れた結果、レザーリンクは痛む

前述の通りレザーリンクはとにかく蒸れるので、皮膚との接触面はこの半年間で随分と痛みました。

レザーリンク 裏面

一部茶色の塗装が剥げてきて、黒いポツポツがあることが見て取れると思います。

この劣化が発生している箇所はいずれも手首との接触面積が最も大きな部分です。つまり皮膚との摩擦や汗による劣化と見て間違い無いでしょう。

一方で、皮膚と接触しない外側は綺麗なままです。ですから側から見る分には高い質感を誇るおしゃれなバンドであり続けているということになります。

レザーリンク 表

蒸れ以外の使い勝手はブレイデッドソロループ並みに快適

ボクはレザーリンクを購入する以前、ブレイデッドソロループを使用していました。ブレイデッドソロループを使用していた理由は、バックルがないためラップトップ PC を使用していてもカチカチ接触しないから。

ただ、ブレイデッドソロループは上記レビュー直後に一気に伸びまくって使い物にならなくなってしまったので、同様に「ラップトップ PC 耐性 ◯」なレザーリンクを購入した経緯があります。

半年間使い続けて感じたことは、レザーリンクもラップトップ PC との相性はやはり抜群であるということ。

腕時計をつけてラップトップ PC を触るときにありがちな不快感はレザーリンクにはほとんどありません。ブレイデッドソロループと比べても遜色ないと言ってもいいでしょう。

また、磁石でバンドの長さを調整できる点も非常に Good。装着感はとても安定しています。そしてこの装着感が損なわれる未来を想像することができない点が、ブレイデッドソロループよりも明らかに優れている点です。

夏場あまり外出しない人向けのバンド、それがレザーリンク

ということで、ボクのレザーリンクに対する評価が固まりました。

レザーリンクは夏場に外出することの少ないオフィスワーカー向けのバンドです。夏場の蒸れさえ気にしなければとてもバランスに優れています。質感、装着感、使い勝手どれも良いですからね。

一方で夏場に外出する機会が多い方は、レザーリンクは選択肢から外すべきです。もれなく地獄が待ち受けています

蒸れなく天国をご希望される方は、ブレイデッドソロループあるいはスポーツループなどの布製バンドがおすすめです。

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