ついに、昨年捕獲したミミッキュのレベルがカンストしました。私にとって、初めてのカンストポケモンになります。
カンストを達成したのは 2025 年 10 月 30 日でのこと。捕獲したのが 2024 年 11 月 3 日ですから、ちょうど一年くらいでの達成です。
この一年間、キャラ愛を貫き通して文字通り一日も欠かさずパーティに入れ続け、また共に寝てきました。
今回は、一年間を経て感じたミミッキュの使い勝手と、これからの運用補法の考察を述べていきます。
なお、私は相変わらず全くの無課金かつフレンド 0 人プレイヤーである点は補足してきます。
ミミッキュ捕獲当時の記事

私のミミッキュのステータス
性格以外はほとんど理想的

Lv. 50 の時点でサブスキル「スキル確率アップ M」「きのみの数 S」「おてつだいスピード M」が発動中。
その後も Lv. 75 でミミッキュの課題となる最大所持数を改善する「最大所持数アップ L」が入手できるのもとても偉いですね。
Lv. 100 が「おてつだいボーナス」だったら文句なしでしたが、「おてつだいスピード S」でも腐るわけではないので、大ハズレが一つもなくとても優秀。
良くも悪くも性格が無補正なのが少しだけ惜しいところ。スキル確率アップがついていれば正真正銘の神個体になり得ました。
捕獲当初の Lv. 25 時点からどう変わったか
捕獲当初からのレベルカンストまでのステータス変化を確認しておきましょう。
ここにはおやすみリボンやメインスキルのたねによる影響も含めています。
| 項目 | Lv. 25 | Lv. 65 | 変化量 |
|---|---|---|---|
| レベル | 25 | 65 | + 40 |
| SP | 1,237 | 5,982 | 4.84 倍 |
| きのみの獲得エナジー / 個 | 50 | 126 | 2.52 倍 |
| おてつだい時間 | 39 分 40 秒ごと | 31 分 14 秒ごと | 1.27 倍 |
| 最大所持数 | 19 | 27 | 1.35 倍 |
| 一緒に眠った時間 | 0 時間 00 分 | 2584 時間 37 分 | – |
こうして見ると、圧巻の成長量ですね。
一年使ってわかったミミッキュの良し悪し
Lv. 65 が放つ「ばけのかわ (きのみバースト)」の威力は絶大

Lv. 65 状態における「ブリーのみ」一つあたりのエナジー獲得量は、エリアボーナス 75 % の時に 221 となります。
カビゴンの好きなきのみがブリーのみで合致すると、2 倍の 442 にまで跳ね上がることに。
442 の暴力でゴリッと伸びるエナジーゲージは、見ていて非常に気持ちがいいです。
そんな中で「ばけのかわ (きのみバースト)」が発動すると、それはもう大変なことになります。通常発動時で (442 * 21) + α = 9,282 + α のエナジーを入手することができますからね。
ばけのかわ (きのみバースト) の発動ペースは一日あたり 3〜4 回。
つまりミミッキュをパーティに入れているだけで、毎日中規模料理を一食分追加で作っているのと同じ威力になるわけです。
さらに、大成功は発生すると威力が 3 倍になり、3(9,282 + α) = 27,846 + 3α もの莫大なエナジーが手に入ります。
しかし大成功の発生確率は著しく低く、Lv. 65 の足の速さをもってしても 1 週間のうちに 1〜2 回見られるかどうかです。大成功前提の立ち回りはあまり期待はできません。
また、カビゴンの好きなきのみにブリーのみが含まれない場合は、威力が単純に半減します。
キャラパワーがフィールドに大きく左右される印象は拭えませんでした。
とはいえ、キャラ愛で使い続ける分には十分すぎる優れた性能をしているように思います。
スキル発生確率が上方修正されるも体感差はない

ミミッキュは 2025 年 9 月 30 日のアプデで、スキル発生確率が約 0.2 % 向上する上方調整が施されました。
これによりばけのかわ (きのみバースト) の発生確率が、当初の約 3.30 % から、3.50 % に上昇。
けれどもアプデの前後で、実運用における体感差はほどんとありません。
もうちょっと確率を高くしても、そして大成功の確率を上げてもバチは当たらないんじゃあないでしょうか? ダメですか? そうですか……。
スキル発動時の演出が長い
ばけのかわ (きのみバースト) は、発動すると最も気持ちがいいスキルの一つです。特に大成功した際の快感は筆舌にし難いものがあります。
一方で、演出の長さが玉に瑕。大成功した場合、操作不能な時間が 10 秒近く発生します。
隙間時間でサクッとおてつだいを回収したい時に大成功が発生すると、嬉しいやら、うざったいやら、なんとも複雑な感情に見舞われてしまうのです。
長押しで演出スキップできるとか、何かしらのアップデートが入ってくれるといいのですが、あまり期待はしていません。
また、長々と待たされた挙句手に入るきのみは、相変わらず自動回収されてしまいます。
プレイヤーがタップして回収できるようになるだけでも演出の長さへの不満が多少改善されると思いますから、ここの修正はぜひともお願いしたいところです。
食材 3 枠目のあじわいキノコは絶妙に使いづらい

私のミミッキュは食材枠が次の通り AAC 個体となっています。
- とくせんリンゴ
- とくせんリンゴ
- あじわいキノコ
私はまだとくせんリンゴもあじわいキノコも満足のいく食材ポケモンを確保できていないので、そういう意味ではありがたい構成であるものの、リンゴ特化かコーヒー要員になれると一層使いやすかったように思っていました。
ところが 2025 年のハロウィンイベントで風向きが変わります。キノコを大量に使用する新レシピ「なりきりバケッチャシチュー」が実装されたのです。

もしかすると、今後はなりきりバケッチャシチューを作る上での補助要員として活躍が期待できるかもしれません。
ただし、同レシピで使用するキノコの数は一食当たり 25 個。一日 3 食作るには、75 個の供給が必要です。
カンストミミッキュが一日あたりもってくるキノコの数量は 7.7 個程度。
私の手持ちで最もキノコ期待値が高いヌオーを Lv. 30 で運用したとして、2 匹合計で 51.6 個しか用意できません。

このヌオーを Lv. 60 まで育てたとしてもミミッキュと合計して 67.2 個程度の供給になりますから、現時点で全食をなりきりバケッチャシチューで賄うのは厳しそうです。
やはり、3 枠目がキノコの個体は現時点では使いづらいように思います。
足が速く、最大所持数が少ないのですぐに溢れる

おやすみリボンを全て手に入れても、ミミッキュの最大所持数は 27。
にもかかわらず、ミミッキュは「基準おてつだい時間」が 2,500 秒。全ポケモン中上位 21 位タイと、あのカイリューを上回るほどに足が速いので、すぐに手持ちが溢れて「いつのまに育成」が発動します。
特に私の個体は「きのみの数 S」がついているため、なおさらのことです。朝起きると 1 万超えのエナジーが盛られていることもざらにあります。
夜間は仕方がないとして、日中もこまめにおてつだいを回収してあげないと、自慢のスキルがなかなか発動しづらくなってしまう点で注意が必要です。
かわいい

結局のところ、私にとっては今でもミミッキュが一番かわいいポケモンです。
Lv. 65 になった今、効率を考えると他のポケモンをパーティに入れて経験値を稼がせたいところです。
それでも、私は今後とも変わらずミミッキュはパーティに入れ続けるつもりでいます。
サ終まで添い遂げられるといいなあ。
一年たってミミッキュ介護パーティはどこまで完成したか
「料理重視構築」が順調に進行中

一年前に立てた方針「料理で稼ぐパーティを作ろう」に則り、この一年間ひたすらに食材ポケモンを集めてきました。
結局のところ Lv. 60 運用が可能となるまともな個体は ABB カメックスと ABB レントラー、ABB マスカーニャの 3 匹しか捕まえられませんでした。
それでも、Lv. 30 運用するには十分な子はそれなりに集まりつつあります。
こうした現状を踏まえ、ミミッキュを中心に据えた私のパーティ構成はこんな感じ。
- ミミッキュ: きのみ役
- プクリン: ヒーラー役
- デデンネ: 料理チャンス役 (or 食材とくいと入れ替え)
- 食材とくい × 2 (食材集め役)
一年前の時点では、デデンネ枠に各フィールドに適合したきのみとくいポケモンを置くことを理想としていました。
ところがその後、アップデートによって「メインスキルのたね」の入手難易度が大幅に緩和されます。
食材とくいポケモンがある程度揃ってきた今、デデンネを編成に入れない選択肢はありませんでした。

よって、きのみとくいポケモンは、私のパーティには基本的に存在しません。睡眠リサーチ時にも、きのみとくいポケモンにサブレをやることは滅多にありません。
きのみ要員はミミッキュに任せて、あとは料理でゴリ押す方針でやっているわけですね。
ヒーラー枠はサーナイトに置き換えたいものの、系統を合計 48 匹捕まえるもいまだに理想個体に巡り会えません。
一番潜り続けているラピスラズリ湖畔ですが、ここで出会えるポケモンのゴール個体をいまだに一匹も持っていないんですよね。運が味方をしてくれないようで。
こんな出鱈目構成でも EX モード解放は余裕

こんな無理やりな構成であっても、アンバー渓谷実装前の時点でワカクサ本島はマスター 19、シアンの砂浜はマスター 16 まで達成することができています。
今後の成長次第では、フィールドボーナス増加の恩恵もあり、ワカクサ M20 は射程圏内だと言えるでしょう。
このパーティ編成が成立して以降は、ピンプクとカモネギを求めてのシアンの砂浜か、イベント目的でワカクサ本島ばかりに通っていたので、まだラピスラズリ湖畔やゴールド旧発電所へ通えていません。
それらのマップでどこまでスコアを伸ばせるのか、楽しみにしています。特にゴールド旧発電所はボコボコにできそうです。
実際に私が運用しているパーティ編成

こちらはアンバー渓谷実装前から使用している編成です。
アンバー渓谷実装後でも、なべ容量最大拡張するにはゆめのかけらが足りなかったこともあり、もうしばらくの期間はこの構成での運用が続きそうです。
カレー・シチュー週: ぜったいねむりバターカレー

編成ポケモン: カメックス、マスカーニャ、ウツボット
カモネギさんが捕まえられればニンジャカレーへ簡単にアップグレードできたのに、いまだに一度も出会えていません。とほほ。
サラダ週: ワカクササラダ

編成ポケモン: マスカーニャ、キテルグマ、レントラー
私の Lv. 30 レントラーではオイルの獲得数が一日当たり約 49.4 個で、供給が間に合いません。その際は、「めいそうスイートサラダ」を作ってお茶を濁しています。
急いでレントラーを Lv. 60 まで育てたいところですが、ゴールド旧発電所へ行く機会が稀でアメが手に入りづらいため足踏みしている状況です
デザート・ドリンク週

編成ポケモン: キテルグマ、ミミッキュ・デデンネ、マスカーニャ、リザードン
ラウドボーンがいない私の手持ちではリンゴが圧倒的に不足するので、普段から全力でリンゴ貯蓄を行っています。一番多かった時で 200 個とか。
アンバー渓谷実装後に目指したいパーティ編成
アンバー渓谷実装後、カレー・シチューおよびデザート・ドリンクパーティはアップデートをかけていきたいところです。
どちらも理想個体の確保から始まりますが、特にデザート・ドリンクはそもそも手持ちにいないレベルの限界環境なので、実運用にこぎつけるまでは相当な時間を要するかもしれません。
カレー・シチュー週: なりきりバケッチャシチュー

編成ポケモン: パンプジン、ヌオー、マスカーニャ、キテルグマ
なりきりバケッチャシチューを中心で作りつつ、キノコの供給が間に合わない時には引き続きぜったいねむりバターカレーを作れるようにしていきたいですね。
なべ容量的にはれんごくコーンキーマカレーを作ることもできますが、そうしないのは食材の流用がぜったいねむりバターカレーの方がききそうで、立ち回りが柔軟にできそうなため。
パンプジンとヌオーは超妥協個体がいるにはいるので、やろうと思えばすぐに実行に移せはします。
今のところはそのつもりはなく、れんごくコーンキーマカレーでお茶を濁そうと思っています。
サラダ週: ワカクササラダ
サラダは引き続きワカクササラダ中心となりそうです。
良個体のカモネギかクワッスが手に入れば「ニンジャサラダ」への移行も視野に入りますが、影響は軽微なものです。
デザート・ドリンク週: フラワーギフトマカロン

編成ポケモン: ハピナス、フシギバナ、カメックス
おちゃかいコーンスコーンから大幅なアップデートにはなりますが、ハピナスおよびフシギバナの捕獲と育成が必要になるため、私にとってはまだハードルが高いレシピです。
アンバー渓谷のキャンペーン終了後は再びシアンの砂浜やラピスラズリ湖畔に潜り続けることになりそうだなあ。
いまだにトープ洞窟は一回だけしか行ったことがなく、ウノハナ雪原に至っては一度も足を踏み入れたことがありません。
厳選難易度を下げて色々なマップに気軽に行けるようにして欲しいなって、ずっと思っています。
まとめ
ミミッキュくんは強い、かわいい、かっこいいの 3 拍子揃ったポケモンです。
癖のある子ですが、その分共に寝るたびに、余計に愛着が湧いていきます。
ぜひみなさんも捕まえて育ててみてください。
余談 1: EXP 獲得量ダウンのポケモンをカンストさせるのは相当しんどい

EXP 獲得量ダウンがついたプクリンくん。
私がポケスリを初めて間もない頃に捕獲し、彼もまたミミッキュと同様に一晩も欠かさず共に寝てきましたが、いまだに Lv. 63。ミミッキュよりも 1,100 時間以上たくさん寝ているにも関わらずです。
初期レベルやアメの使用量に多少の差こそあれども、EXP 獲得量ダウンはやはりできれば避けたい性格だなあと感じますね。
私にとってはスキル or 食材ダウンのいずれかのうち、そのポケモンの運用に影響の少ない方の性格が理想的です。
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私が愛用中の寝具


