高画質はデスクトップで。
今でも根強い人気を持つゲーム「Minecraft」において、バニラ状態だと 100 fps 程度なんら問題なく出してきた M1 搭載 MacBook Air さん。
そのポテンシャルは如何程なのか、今度は影 MOD を導入して試してみました。
結論から述べると、流石に厳しい。プレイ中はおおよそ 20 fps 前後で推移するので、まあプレイできなくはないけれど……といった具合。
動作環境は以下の通り
- PC: MacBook Air (M1、2020) / GPU 8 コア / RAM 16 GB
- Minecraft: Ver. 1.16.1
- 影 Mod: Sildurs Vibrant Shaders v1.281 Lite
影 MOD の有無による FPS 比較
羊毛自動回収機前
自宅前
ブレイズトラップ前 (ブレイズが窒息するまで数を増やしています)
影 MOD を入れると不安定になるので当面バニラで遊ぶことをオススメ
影 MOD を有効にするとフレームレートが安定しないこともそうですが、M1 くんが負荷に耐えきれていない様相を呈する場面が多く (ネザーポータルを潜ると 1 分近くフリーズするなど)、少なくとも Minecraft 自体が M1 にネイティブ対応するまでは影 MOD の導入を控えておいた方がいいかもしれません。
なお、今回導入した影 MOD は前述の通り「Sildurs Vibrant Shaders v1.281 Lite」。
https://sildurs-shaders.github.io
普段は「SEUS」を使っているのですが、M1 との相性なのか Mac との相性なのかわからないけれどこんな感じに真っ白けっけになってしまいました。
次点でお気に入りの「BSL」も試してみましたが、サーバーで使用している Minecraft バージョン 1.16.1 用のもの、最新版どちらも適用時に Minecraft がクラッシュしてしまうため、そもそも使用できませんでした。
ちなみに、前提 MOD である「Optifine」を入れようとすると「まずは Java をインストールせい」と macOS から怒られました。これまで Java インストールしていないのに Java 版 Minecraft が動作してたのか…… (困惑)。
「Rosetta 2」くんがなんとかしてくれるやろと思って無理矢理 Java と Optifine をインストールしたら入った。その後、Optifine 自体は正常に動作しました。
とはいえ影 Mod がうまく動作しないことがわかったので、当面 Optifine も Java も削除しようと思います。
できるだけ PC はクリーンな状態で使った方が経験論的に気持ちが良いので。
デバイスは身の丈にあった範囲で活用しましょう
いくら高性能とはいえ、流石にグラフィック面では限界があることが今回の検証でわかりました。
……冷静に考えればこの子は MacBook “Air” でした。バニラ状態の Minecraft が問題なく動作するだけで十分すぎると考えるべきでしょう。
高画質にゲームを楽しみたいのであれば、ノートブック PC ではなく、デスクトップ PC を買うようにいたしましょう。