M1 搭載 MacBook Air さん、「Minecraft」で余裕の 100 fps を叩き出してしまう

あまりにも強すぎて感覚がバグるレベル。

この記事は、M1 搭載の新しい MacBook Air で書いています。

概ねの初期設定を無事終えて、本格的に使うのはまだまだこれからという段階ですが、すでに頭がおかしいほど高性能であるということを随所で感じさせられています

ちなみに、ボクが買ったモデルはこれのメモリを 16GB に増設したモデル。詳細はこちら。

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あまりにも爆速すぎて脳みそがバグった

Apple Trade In (Apple の下取りプログラム) に向けて、以前使用していた MacBook Air (2019) と交互に使用しているのですが、これまで全く不便に感じていなかった MacBook Air (2019) を使うと動作がもっさりとしすぎてイライラすら覚え始めました。感覚が明らかにバグってしまっています。

RPG の状態異常ステータスによく「混乱」というものがありますが、あーこういうことかと、謎の納得感を抱いています。

国内メディア以上に海外のテクノロジーメディアで M1 搭載 Mac について「コンピューティングの革命」だの「信じられない偉業」などと絶賛されておりますが、使っていてまーじで実感する。

ここまで初期設定や軽く使用した時点で既に感じているあり得んこと一覧は次の通り。

項目MacBook Air (M1、2020)MacBook Air (2019)
OneDrive の同期数百 GB あるデータの同期を全く発熱せず 30 分かからないうちに終了CPU フルスロットルで数時間かかるのは当たり前。
大量データ同期中は OneDrive のみならず macOS システム全体が完了までフリーズ。
スリープからの復帰おそろしく速い起動。
オレじゃなきゃ見逃しちゃうね (マジで一瞬)
普通に速いはずだったのに……
タイピングなぜかわからないけれどタイピングすらめっちゃくちゃスムーズに感じる。
おそらく「ライブ変換」機能が本当の意味でライブに行われるためだと思う。
普通だったはずなのに……
ニコニコ動画発熱なく当たり前にいくらでも見ることができる。1 つの動画を再生するだけで冷却ファンが回り始める。
YouTube発熱なく当たり前にいくらでも見ることができる。複数の動画を同時に再生すると冷却ファンが回り始める。
Prime Video明らかに色の表現幅が増えていて一層綺麗普通に綺麗。
Minecraft画質設定を描画優先に設定していても重たいシーンすら 100 fps で動く。軽量化 Mod「OptiFine」を入れてなおかつ画質設定を最低まで下げてようやく最大 30 fps。
バッテリーバッテリー駆動中、裏で YouTube とニコニコ動画を再生しながら
Minecraft を描画優先でマルチプレイをしていても、10 分間に 1% 程度しか減らない
→ 高負荷時ですら0.1% / 分!?
Minecraft 単体ですら 3 時間もすればバッテリー切れ目前。
ブラウジングクリックした瞬間次の画面が表示されている。
Finder はもちろん、Web ブラウジングですらこれ。
もちろん Twitter などのフロー型サイトもヌルヌル。
普通〜若干もっさり。
フロー型サイトは重たい。
現時点で実感している圧倒的差。まだ動画編集とか画像編集とか重たい作業を試していないのにこの体感差ですよ。ほんまあり得ん。

これら概ねの情報は各メディアで取り上げられているので、みなさん一度は目にしたことのある内容かと思いますが、ボクが知る限りどこでも触れられておらず、尚且つ個人的に一番の衝撃だったのは「タイピング」。

タイピングで速度差を実感するってどないやねんって本当の本当に衝撃を受けた。このマシン訳わからん。あり得ん。

「Minecraft」が余裕で動く。発熱もほぼしない。

視覚的に一番こいつの性能が優れていることをわかりやすく証明する手段であると踏んで Minecraft で試してみました。

それぞれ以下のようなビデオ設定で撮影しています。

今回のビデオ設定。

まずはこれ。全自動羊毛回収機。多数の羊や全自動化のシステムが動いているので、比較的重たい場面ですが、60 fps に張り付きます。

全自動羊毛改修システム前での撮影。垂直同期 ON。

ですので当然、自宅周辺でも 60 fps なんて当たりまえ。

自宅周辺での撮影。垂直同期 ON。

最も M1 のやばさが伝わるのはこの場面でしょう。ブレイズトラップで彼らが窒息するまで溜めた状態。この場面すら垂直動機をオフにすると 100 fps を突破します。そら普段から 60 fps に張り付きますわなって感じ。ちなみに、普段使いを想定して裏で YouTube を動かしながらこの数値ですからね。

しかも本体は大して熱を帯びていません。

ブレイズトラップ前での撮影。垂直同期 OFF。

なお、以前の MacBook Air で同じ条件にした場合これ。動くのがやっと。もちろん冷却ファンは全開。

同条件の MacBook Air (2019) でブレイズトラップに行くとこうなる。

バニラ状態だと Minecraft ごとき余裕で動かすことができるとわかったので、次回は影 MOD を入れたらどうなるか試してみようと思います。

シザー型キーボードであることだけが唯一個人的に嫌な点

多くの人にとっては今のシザー型キーボードの方が良いらしいのですが、僕はバタフライ型のキーボードが好きでした。ほぼ力を入れずにタイピングできるだけでなく、ストロークが低い分指を上下に動かす距離も少なく済んだのでとっても省エネルギーでタイピングできていたんですよね。

また、並べて作業をしていて初めて気が付いたんですが、バタフライ型と比べてシザー型はキーピッチも微妙に広い。ここも狭い方が好み (同上の理由) なので、キーボードに関してのみ言えば個人的には MacBook Air (2019) の勝ち。

MacBook Air (2019) バタフライキーボードのキーピッチ。おおよそ 1.5 mm くらい?
対して MacBook Air (M1、2020) のキーピッチ。約 2 mm と若干広くなっています。

キーボードだけ気に食わないですが、他はどの場面をとっても M1 MacBook Air の圧勝。なんならその圧倒的なシングルスレッドのスコアから、ドキュメント作業や Web ブラウジングならメインのデスクトップ PC 以上に快適説まであります。ライブ変換機能もあるし。

ここまでのスペックを有しているのにも関わらず、たまに充電のために 30 W の充電器に繋ぐだけで動作するというのも頭おかしい

僕のメインデスクトップ PC には 750 W 対応の電源を積んでいます。実際に使用しているのは 300 W 前後だとは思いますが、だとしても 10 倍ですよ、10 倍。それに加えて液晶モニタの消費電力も必要です。

めっちゃくちゃ電気代の節約にもつながりますねこれ。

何度でも言いますが本当にこのマシンを使っていると感覚がバグる。凄すぎて頭がおかしくなりそう。

最廉価モデルは 10 万円強から。これほどコスパのいいコンピュータをボクはこれまで見たことがありません。

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