ダサくならないで……。
次期 MacBook Air はカラフル展開になる可能性
海外の著名リーカー Jon Prosser 氏 (直近では AirTag の製品画像リークに成功している) が、自身の YouTube チャンネルで次期 MacBook Air の形状を予想したレンダリング画像を公開しています。
この動画によると、次期 MacBook Air は M1 搭載の新型 iMac と同様に、カラフルなカラーバリエーション展開となり、またベゼルやキーボードも白色に置き換わるだろうとされています。
see you in an hour 😘 pic.twitter.com/3eaVIh8ycy
— jon prosser (@jon_prosser) May 10, 2021
そのほか細かい変更点として、ファンクションキーのサイズが文字入力用のキーと同じサイズになる、USB Type-C ポートギリギリまで筐体が薄くなるなどの予想もされているようです。
なお、新型 iMac で復活した Magsafe に関しては、現時点で MacBook Air に搭載されるかどうか現時点で確認が取れていないとのこと。
今後はスペースグレイがなくなる可能性も
Apple Store で販売されている「Magic Keyboard(テンキー付き)」「Magic Trackpad 2」「Magic Mouse 2」のスペースグレイが、 2021 年 5 月中旬あたりから『在庫がなくなり次第終了します。』との案内分が追記されており、在庫次第で販売終了となることが判明しています。
直近でもスペースグレイカラーの「iMac Pro」の販売が停止されたり、「Mac mini」のカラー展開がシルバー一色になる、M1 搭載の新型 iMac や iPhone 12 / Pro シリーズにスペースグレイカラーが存在しないなど、2020 年後半からスペースグレイの製品が続々と終息している傾向にあります。
もし、次期 MacBook Air のカラーバリエーションが今回のリーク通りカラフルなものになった場合、新型 iMac と同様にスペースグレイの選択肢が失われる可能性は十分にあるでしょう。
その場合、残念ながら MacBook Air の白ベゼル化はもはや必然。避けられない現実になってしまいます。過去記事でも述べた通り、白ベゼルはダサいんよ……。
もしかすると、スペースグレイは 2021 年の iPad Pro モデルで継続されたように、今後は Pro 向け製品用のカラーとして残っていくのかもしれませんが、スペースグレイ MacBook Air ファンの方は、今のうちに MacBook Air のスペースグレイを確保しておくのも一つの手かもしれません。
次期 MacBook Air に搭載されると噂されている M2 のスペックは現時点で計り知れませんが、現状の M1 ですら、大抵の用途に対応できる必要十分なスペックを備えています。
価格もこなれている今が買い時という判断も、そう間違ったものではないと言えるのではないでしょうか。
というか MagSafe、いらなくないですか?
ところで、新型 iMac で復活した電源供給端子 MagSafe。USB のようにかっちりと筐体に差し込むのではなく、磁石でくっつけるのが特徴です。「ケーブルに引っかかっても磁石だから外れて安心〜」なんてメリットがなくもないですが、MacBook Air への採用は正直勘弁して欲しいです。
なぜなら持ち運ばなければならないケーブルが増えるから。USB Type-C で完結できるなら、それが一番いいじゃあないですか。
Microsoft が販売している Surface シリーズも、MagSafe と同様に磁石でくっつく充電端子「Surface Connect」という規格が採用されています。Surface シリーズの場合 Surface connect 端子と AC アダプターが一体化しているため、ケーブルだけでなく充電器そのものまで持ち物が増えるという圧倒的マイナスポイントがありますが、要は MacBook もそのような前時代的な取り回し仕様に戻るかもしれないのです。
世の中のメディアはひたすら Apple 賞賛ばかり。MagSafe の復活に対して「最高だ!」なんて書かれていますが、みんな正直になるべきだと思います。
「MagSafe の採用はやめろ!」
iPhone の Lightning を非難するくせに、MagSafe は歓迎って、ボクには意味がわかりません (もちろん Lightning も USB Type-C にしてくれ派です)。