iPhone 14 Pro を入手しておおよそ一週間が経過しました。
iPhone 8 Plus から乗り換えた直後のファーストインプレッションでは割と散々な評価を下しましたが、一週間使っているうちにこの評価は一転しつつあります。
前回よりも長期間使用した上でのレビューを改めてお届けします。
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相変わらず残念なところ、使わない機能
「Dynamic Island」はタイマー専用機能
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iPhone 14 Pro の目玉機能の一つとされる「Dynamic Island」。これはファーストインプレッションの時と感想はほとんど変わりません。
使う機会がなさすぎる。これに尽きます。
唯一実用的に使える場面があるとしたら、それはタイマーです。
料理中にタイマーを起動中、iPhone 14 Pro でほかアプリを開いていても常に残り時間を Dynamic Island 上で確認することができます。
別に残り時間なんて常に見えている必要もありませんが、「突然タイマーが鳴り響いてびっくりする!」という現象を回避できるという意味では実用的だと感じました。
もしもあなたが「Dynamic Island」を目的に iPhone 14 Pro の購入を検討しているのなら、やめておきましょう。
iPhone 15 以降では全てのモデルで「Dynamic Island」が搭載されるという噂があります。急ぐ必要はありません。
「常時表示ディスプレイ」は迷いなく OFF にした
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iPhone を使用していないときも画面がつきっぱなしになる新機能「常時表示ディスプレイ」。これも iPhone 14 Pro の注目機能の一つとして知られています。
なのですが、ボクはこの機能を完全に OFF にしています。理由は煩わしいから。
一応初日だけ「常時表示ディスプレイ」機能を ON にしたまま過ごしててみたものの、iPhone を見なくてもいい時にも画面がつきっぱなしなので、気になって仕方がないんですよね。
集中力欠落用機能とすら感じてしまう始末でした。
バッテリーの持続時間にも悪影響を及ぼすこの機能。ボクは ON にしておく理由を今のところ見つけられません。
iPhone 14 Pro を買ってよかったと感じたこと
A16 Bionic の圧倒的高性能さ
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最も iPhone 14 Pro を買ってよかったと感じるのが、A16 Bionic の高性能さを実感する時。
要するに iPhone 14 Pro の処理性能の高さが、スマートフォンライフをとても快適なものにしてくれました。
最も恩恵を受ける瞬間はファーストインプレッションでもお伝えした、アプリ「Feedly」のサクサク具合です。このお陰で情報収集がとにかく迅速になりました。
iPhone 8 Plus の頃にあったカクカクさやとんでもない発熱、バッテリーの激速消費などのストレスが全て無くなったのも感動ものです。
また、「まさかそんなところで!?」と思う恩恵を受けるタイミングがもう一つあることに気がつきました。
それがなんと、「メール」アプリを使うとき。iPhone 14 Pro だと、メールの受信が一瞬で終わります。ビビるほど速い。
ボクは今回初めてメールの受信にはマシンスペックが大きく影響することを知りました。
iPhone 8 Plus でもメールの受信は遅かったし、それより前の世代の iPhone でも同様にメールの受信が遅かったこともあって、iOS のメールはそんなものなのだと思い込んでいました。
性能が向上した iPhone 14 Pro が、これまでのボクの常識を打ち砕いたわけですね。
これまで iPhone でのメールチェックが憂鬱で仕方ありませんでした。これからは iPhone でも気にせずメールチェックができそうです。
これは思わぬ福音です。
カメラが綺麗すぎる
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過去記事でまとめたとおり、iPhone 14 Pro のカメラ性能が高すぎます。
詳細はぜひこちらの記事をご覧ください。iPhone 8 Plus の他、ミラーレス一眼 (α7C) や Vlog 用コンデジ (ZV-1) とも撮り比べています。
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改めて iPhone 14 Pro で撮影した写真や動画を見ると、シャープネスがかかりすぎている点だけが少し気になります。
それでもミラーレス一眼にも勝るとも劣らない性能には感心します。
重たい機材や編集を必要とせず気軽に高画質な写真も動画も撮れてしまう。これはとんでもなく有効なライフハックではないでしょうか。
まだ iPhone 8 シリーズをお使いなら、買い換えても後悔はしないはず
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正直なところ、今 iPhone 8 Plus に戻れと言われたらちょっと嫌ですね。
iPhone 14 Pro の処理速度向上によって受ける恩恵は、都度コンマ数秒の世界かもしれません。それでもそのコンマ数秒が、思っている以上にストレスを解消してくれました。
日常タスクのほとんどで速度向上を体感できるのがとても強い。やはりハイスペックは正義ですね。
その他の要因として、当初面倒くさがっていた Face ID や持ちづらさに対しても慣れてきたのも評価の一転に大きく影響しているかもしれません。
たった一週間でここまで評価が好転したことには自分でも驚きました。
いまだにボクと同じように Touch ID を好んで iPhone 8 シリーズをお使いの方は多くいらっしゃると思います。
そんな方にも思い切って機種変更をするタイミングがついに来たのかもしれません。カメラ性能や画面サイズを気にしなければ、iPhone SE という選択肢もありますからね。