【生活激変】Apple Watch Series 10 が想像以上に神だった件【レビュー】

Apple Watch Series 10 に乗り換えて一ヶ月が経ちましたので、レビューします。

これ、すごくいいですよ。

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目次

レビュー対象の Apple Watch Series 10 のスペック

ボクはこちらのモデルを選びました。

Apple Watch Series 10 (GPS モデル) – 46 mm
ジェットブラックアルミニウムケース

より詳しい購入理由などはこちらの記事にまとまっていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

それでは早速レビューを始めていきましょう。

色: カッコいい、けれど見方によっては…… ★★★★☆

多くの人が気になっているであろうこと、それは新色「ジェットブラック」の色味がどんなものか、という点でしょう。

かくいうボクも、ジェットブラックに惹かれて購入した一人です。

百聞は一見にしかず。まずはこちらの写真をご覧ください。

実際に見てみると、確かに光沢があってかっこいい。

でも、思ったよりもテカテカしてる感じが目立たないかも。そしてどこか不自然で、ちょっと安っぽい気もします。

触った時の質感はツルツルしていて、あまりアルミっぽさがありません。どちらかというと、樹脂っぽい質感です。Apple 曰く、ジェットブラックはアルミニウムを光が反射するほど磨き上げたとのことですが、このツルツルした質感もあってか、少しおもちゃっぽく感じるところがありますね。

ぶっちゃけると、以前使っていた Series 6 の非光沢筐体の方が、むしろ高級感があるかもしれません。

左: Series 6 / 右: Series 10

とはいえ、ジェットブラックの光沢は文字盤のディスプレイと一体化して見え、デザイン性には心に響くものがあり、個人的には気に入っています。評価は ★ 4 としておきましょう。

ケースのサイズ: デカいは、正義! ★★★★★

Series 10 のもう一つの目玉は、筐体がこれまでよりも 1 mm 大きくなったこと。小さい方、大きい方、どちらもです。

そこでボクは「史上最大」の Apple Watch を堪能できる大きい方、46 mm ケースを選択しました。

これまで使っていたのは小さい方の 40 mm ケースだったので、約 15 % ものサイズアップですね。

左: Series 6 (40 mm) / 右: Series 10 (46 mm)
表示領域の差はこんなに違う

実際に見ると、46 mm は確かに大きい! 並べてみるとその違いは歴然。

でも、身につけてみると意外と違和感はなく、むしろちょうどいいくらいです。ボクはソロループサイズ 3~4が適切サイズで、比較的細身の手首です。大きなケースが目立ちすぎて不恰好になるかと心配していましたが、杞憂でした。

Series 10 (46 mm) 装着時
Series 6 (40 mm) 装着時

ディスプレイが大きくなったことで視認性が上がり、タッチ操作もしやすくなりました。ロック解除や昼寝時の 15 分タイマーのセットなど、操作のしやすさを確実に実感しています。

大きいサイズ、おすすめです。★ 5。

重さと付け心地: 46 mm でも快適! ★★★★★

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大きなケースを選んだことで気になっていたのが、重さや付け心地。

うさぎ並みにストレス耐性のないボクにとって、以前の 40 mm ケースとのサイズ差、重量差に耐えられるかが購入前の深刻な懸念でした。

でも、これも杞憂に終わりました。重さはほとんど感じないし、装着感も以前と変わりません。超敏感なボクでもこの感想なので、多くの人にも同様でしょう。

とはいえ Series 6 の 40 mm ケースと Series 10 の 46 mm ケースの間には約 6 g の重量差があり、比率で言うと 1.2 倍ほど増加しています。これはモンスターハンターで言う斬れ味ゲージが黄色から青に変わるほどのインパクトです。にも関わらず、体感的には全く変わりないのは驚きです。

Series 10 は筐体が 1 mm 薄くなり、重心腕に近くなったことで重さを感じづらくなっているのかも。巨大化とシナジーのあるいいアップデートですね。

左: Series 9 以前 / 右 Series 10

ただし薄くなったことで一つ弊害もありました。サイドボタンのダブルタップが押しづらくなった点です。

薄型化で腕とボタンの位置が近づいたため、押すためのスペースが少なくなりました。QUICPay を呼び出したり、睡眠モードに切り替えたりする場面でもたついてしまいます。

ボクはしばらく使って慣れましたが、指の大きい人には少し不便かもしれません。

サイドボタンの位置が、薄型化に伴って腕に近づいた

評価は個人的に ★ 5 ですが、人によっては評価が分かれるポイントになるのかも。

ディスプレイ: 正直違いがわからない ★★★★☆

Series 10 ではディスプレイに 2 つの大きなアップデートが入りました。

  1. 広角視野の OLED 搭載
  2. リフレッシュレートが 1 分に 1 回から 1 秒に 1 回に高速化

視野の広角化に関しては、正直違いがわかりません。Series 6 の時点で斜めからでも問題なく文字盤が見えていたので、昔も今も変わらず不満なく使えています。

一方、リフレッシュレートの高速化は実感しやすいですね。秒針の表示が可能になったので、秒数を確認したい場面で便利です。

ただしこれも恩恵があるかと言われるとイマイチ。元々 Digital Crown で秒針はいつでも確認できていたので、そこまで劇的な喜びはありませんね……。

いつでもこの画面で秒針確認ができた

これらのアップデートのためだけに Series 10 に乗り換えると、期待はずれになる可能性があります。ただし低評価をつける理由も見当たりません。強いて言えば、フレームレートの向上よりも、フレームレートを維持してバッテリー持続時間を延長してくれた方が助かったかも。

評価は ★ 4 です。

睡眠時無呼吸症候群の通知機能: 病は気から。安心感を与えてくれる。 ★★★★★

Series 10 の目玉アップデートの一つに、睡眠時無呼吸症候群の通知機能が追加されました。ボクはこの機能を目当てに Series 10 を購入したと言っても過言ではありません。

Apple Watch を装着して眠ると、睡眠中にデータが蓄積され、10 日間の平均値から睡眠時無呼吸症候群の有無が判定されます。

結果的に、ボクは睡眠時無呼吸症候群の可能性が低いことがわかりました。この疑いが晴れただけでも、どこか安心して睡眠できるようになり、大満足です。★5。

睡眠時無呼吸症候群である可能性が低いことを示してくれています。

ただし Apple Watch は医療機器ではないので、あくまで正式な診断は医師に任せましょう。

充電スピード: 30 分の高速充電は大船に乗った気分 ★★★★★

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Series 10 に乗り換えて生活に最も影響を与えたのが充電の高速化です。Series 6 と比べると 2 倍、Series 7 以降のモデルと比べても 1.5 倍早くなり、わずか 30 分で 80 % まで充電されます。

日中使って、充電 → 睡眠時に使って、充電 → 日中に使って、充電 → (ryこのループが無理なくできるようになりました。

以前の Series 6 では充電時間のネックで夜に着けることができず、睡眠トラッキングを活用できずじまい。Series 10 に変えて以来、毎晩一緒に眠っています。文字通りに生活が変わりました。

毎日バッチリ睡眠トラッキングしてくれます

しかも、『Pokémon Sleep』との連携機能が実装 されたばかりで、シナジー効果は抜群。Series 10 のおかげで、睡眠時無呼吸症候群の検知と合わせて、盤石な睡眠体制が整いました。

あわせて読みたい
Devices - 『Pokémon Sleep』公式サイト 『Pokémon Sleep』とApple Watchとの連携方法を紹介します!睡眠計測方法、睡眠データの登録方法、連携解除方法など。

評価は文句なしに、★ 5 です。

総評: 買い替えても後悔しない ★★★★★

Apple Watch ほど、買い替えの意欲が湧かない Apple のプロダクトは珍しいです。なにせ新世代が登場しても、生活を変えてくれるようなアップデートは滅多に来ないからです。

しかし Series 10 は、そんな Apple Watch の常識を打ち破る、魅力的なアップデートを多数実装してきました。

魅惑の新色、快適なサイズ、電光石火の充電、安心のヘルスケア機能……。新しく生まれ変わった Series 10 に、ボクは期待以上の満足を感じています。

AirPods MAX と同様に、胸を張っておすすめできる製品です。

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