iPhone SE 用の Apple 純正シリコーンケースを使い始めて約 2.5 年が経過しました。
購入した当時のレビュー記事はこちらです。当時から今と同じく「純正品は買う価値なし」とまとめていました。

2.5 年間使い込んだシリコーンケースの外観を見てみよう
私、綺麗?

うん、きれい。
……これでも……?

これはほぼ口裂け女ですね、間違いない。
ということでベローンってなってます。シリコーンの下から、カチコチのプラスチック素材がこんにちは。

シリコーンケースといえど、全てがシリコーン素材でできているわけではありません。プラスチック基盤にシリコーン素材を被せて作られているってことですね。
このままでは鬱陶しいので、シリコーン層を剥がすことにしました。

シリコーンのベールを脱いだ真の Apple 純正シリコーンケースの姿が、こいつダァ!

一回りサイズが小さくなって、むしろこっちの方が使いやすいです。手触りも悪くありません。
Apple ロゴはあえて残してみましたが、きっと遠くないうちにこれも剥がれてしまうことでしょう。


耐久性があるわけでもコスパがいいわけでもない、Apple 純正シリコーンケース
形あるものはいつか壊れる。当たり前の話ではあるんですが、まさかこんなすぐにダメになるとは思わないじゃないですか。だってこいつ 5 ,000 円もするんですよ。
シリコーン素材そのものにしても、Apple だからって何か特別なことはありません。買った直後はサラサラな手触りで気持ちがいい。でも時間が経てば加水分解が起きてベタベタする。一般的なシリコーンに過ぎません。
「いつかは Apple 純正」みたいな風に思っている方がいらっしゃるかもしれないのであえて言います。
ケースを純正にこだわる合理的な理由は、ない!
純正ケースの見た目が好きであるならば、もちろん否定はしませんよ。
しかし、そうでないなら、わざわざ耐久性も防御力もコスパもない純正ケースをあえて選ぶ必要はないでしょう。
もっと安くていいケースは世の中に五万とあります。例えば王道ですが、ボクが以前使っていたケース「MYNUS」は薄くて軽くて、使いやすかったのでおすすめです。記事執筆時点で iPhone 15 Pro シリーズ以前のモデルに対応。16 シリーズには 16e に対応予定とのことです。

元々ボクは裸運用派。なので本当はケースをつけたくないんですが、このシリコーンケースをつけている iPhone SE は貸与品なので、壊すわけにはいかず、ケースを装着せざるを得ないんですよね。
正直なところ、シリコーンが剥げた状態の方がむしろ使いやすい説は濃厚です。
シリコーンケースを買って早々にシリコーン層を剥がし、プラスチック基盤運用が流行る未来があるかもしれません。
…………あるわけないか。