知っているといないではタイムに大きく差が出てしまう、そんなTIPSを紹介します。オンライン、タイムアタックどちらでも役立ちます。
この記事では、ある程度の基礎知識があることを前提に記述しています。必要最低限の知識は下の動画で全てインプットできますので、まだの方は是非一度ご覧ください。
1. スピードレベルを理解する
このゲームのスピードは、ノーターボ、ターボ Lv.1, Lv.2, Lv.3, Lv.4, Lv.5, Lv.6, Lv.7 と、計 8 段階に分かれています。それぞれの段階に到達するためには、下記のいずれかの条件を満たす必要があります。如何に高レベルのスピードに速く到達し、それを維持し続けるかを考えることが、このゲームでタイムを縮めるための一番の近道です。
スピードレベル (ターボ) の種類
- ノーターボ :通常時
- レベル 1 :ターボ、ジャンプターボ (緑)
- レベル 2 :ターバー
- レベル 3 :ターベスト、ジャンプターボ (黄)、ぶっとびブースター (りんご 9 個以下)
- レベル 4: 加速床、ぶっとびブースター (りんご 10 個)
- レベル 5 :超加速床 (レベル 1) ぶっとびしんかいドライブ 海底トンネル前の加速床など
- レベル 6 :超加速床 (レベル 2) トワイライトツアー 1 つめの超加速床など
- レベル 7 :超加速床 (レベル 3) ギャラクシーハイウェイ ゴール前の加速床など
ターボ持続 (Reserve) とは
ターボ発動中に次のターボを開放することで、開放したターボ時間分、ターボの持続時間を延長することができます。『マリオカート DS』の無限ロケットスタートの仕様がもっともイメージとして近いでしょう。
一度上がったスピードレベルはターボ持続時間を継続することで維持ができ、この維持できる時間のことを Reserve と言います。
Reserve がなくなる、クラッシュする、壁やオブジェクトに接触する、ブレーキを踏むなどの条件を満たすと Reserve はリセットされ、スピードレベルもノーターボ状態に戻ってしまいます。
※他レーサーに短時間で接触し続けると、稀にターボ時間がリセットされることがあります。オンライン対戦時には要注意。
2. Reserve を維持する
Reserve を維持するとはすなわち、スピードレベルを維持することであり、コースを高速で走り続けるために必須なテクニックです。Reserve を維持するためには追加でターボをかけ続ける必要がありますが、そう複雑な操作は求められません。
ドリフトターボ
通常のハンドル操作時よりもよく曲がれ、スピードも落ちないドリフト。このドリフト中に出せるターボ、ターバー、ターベストによるスピードレベルのアップ、また Reserve の蓄積ができます。
Reserve の蓄積量はゲージが MAX に近づけば近づくほど長くなり、ほとんどのシーンにおいてゲージを MAX まで溜めて開放する方が、時間あたりの Reserve 蓄積効率は良くなります。また、同じ Good や Perfect の表示であっても、ゲージ MAX に近い方がよりたくさんの Reserve が溜まります。ターボの発動回数で速度が変わることはなく、またドリフトをするたびカートは曲線を描き最短距離から外れてしまうため、こうした意味でもできるだけ一度のドリフトでたくさんのゲージを溜めたいところです。
ドリフトターボの小ネタ
ドリフトターボを発動した瞬間、カートの正面方向にベクトルが発生します。これを利用し、コーナー R が最も小さくなった瞬間にターボを発動することで、よりインに切り込むことができます。ハイパージャンプ & ブーストのヘアピンカーブなどで試してみると、よく体感できるでしょう。
ジャンプターボ
ジャンプ台や坂道の頂点などで大ジャンプした後、着地した際に発生するターボ。滞空時間に関わらず、Reserve の蓄積量は一律して1秒。ジャンプターボが発生するまでに最低でも 0.6 秒間の対空が求められるので、見た目以上に Reserve 蓄積効率はよくありません。
ただし、ジャンプ中はカートの最高速度が一時的に上昇する、ドリフトと違い直線軌道で最短距離を走ることができるなどのメリットがあります。Reserve やライン取りなど合わせて、適切なターボが選択できるようになると走力が格段に上がります。
3. ライン取り
一通りのスピードを維持する方法をマスターした次は、より効率的な走りを目指していきましょう。最速のスピードを保ちつつ、最短の距離を走ることで、一層あなたのタイムは縮まります。
インベタ走法
インにベタつく、つまりコーナーのインに張り付き、走行距離を最短にする走法のことを指します。後述するテクニック「クイック (Q) ターン (旧称エアブレーキ)」の存在で、このゲームではモータースポーツの基本テクニック、「アウト・イン・アウト」が通用せず、「イン・イン・イン」がベストなライン取りになるケースが後を絶ちません。
ゲーム内マップを眺め、どうすれば最短距離を描けるかを考えるのがタイムを縮めるために必要な次のステップです。
クイック (Q)ターン (旧称エアブレーキ)
カートが地面から離れている間にバック走行、ステアリング、ブレーキの 3 入力を同時に行うことでスピードレベル、ターボ持続を維持したまま急旋回することができるテクニック (この際必ずアクセルボタンは入力しないこと)。通常のドリフトでは曲がりきれないコーナーの攻略や、前述するインベタ走法に必須となります。
カートが地面から離れていなくとも同入力で急旋回することが可能です。ただし、入力中はトップスピードが低下し続け、スピードが一定以下になるとスピードレベル、ターボ持続がリセットされてしまいます。
慣れるまで難易度が高く感じるかもしれませんが、何よりも方向キー下を入力することだけを意識しておくと失敗率が格段に下がります (このテクニックの成否はバック入力の有無で決まるため)。
このテクニックによる恩恵はすさまじく、最もコーナー R が小さいハイパージャンプ & ブーストなどのコースですら、スピードタイプですいすいと走れてしまうようになります。
ぜひともマスターしちゃいましょう。
4. おまけ
リンゴ
対戦中にのみ登場するオブジェクトです。
コース上に直接置かれたものに触れるか、シマ箱を壊すことで手に入ります。最大可能所持数は 10 個。1 個につきスピード 1% 向上するため、ホネホネかいていトンネルのようなショートコースかつリンゴの配置がライン上にないなどの特殊条件が満たされない限り、できるだけレース序盤に集めきるのが理想となります。
さらに強力な要素として、リンゴを 10 個所持している最中はアイテムが強化されるとういものがあります。
対戦中ではリンゴの所持数も意識できるようになると、一層速く走ることが可能になります。
なお、クラッシュやコースアウトしてしまうとリンゴを失ってしまいます。減少量はクラッシュの種類ごとに固定されています。