熱対策はいつの時代も大事ってことですね。
最近ブログを更新できていない理由がありまして、それはローカル画像生成にハマっているから。
私の M1 Pro MacBook Pro で Draw Things を使用して、寝食も忘れて遊んでいます。
さて、そんな画像生成は、M1 Pro だと少々重荷。
過去ほとんど聞いたことがなかった冷却ファンの音を、最近はむしろ頻繁に聞くようになっていました。

未対策だと意外と発熱し、処理速度も低下
画像生成に手を出した当初、画像 1 枚あたりの生成速度は約 5 分でした。
環境はモデルに「Anima Base 1.0」、Step 数は 30、 生成画像サイズは 1024 × 576 px といった具合。
この時 M1 Pro は悲鳴をあげていて、冷却ファンはブンブンに稼働します。
私は MacBook Pro をモニターの脚の上に直置きしていて、擦れて傷がつかないように布を一枚噛ませていました。

「もしかしてこの布が、排熱を妨げているのでは?」
そう仮説を立て、早速布を撤去。単純な直置きを試してみることにしました。

ちょっとした工夫で冷えるし、画像生成のスピードも超速に
するとどうでしょう。5 分かかっていた生成速度は、たったそれだけで 4 分まで低下したのです。
それ以外の環境は一切変えていませんから、排熱効率がボトルネックだったことが判明したわけ。
「おお、M1 Pro でもサーマル スロットリングって発生するんだ」と、感動すら覚えた瞬間でした。
その後しばらくこの環境で使用を続けていましたが、しかしそれでもファンは引き続き回り続けています。
ほう、まだ冷却の余地があると。
ここで、モニターを導入する以前に購入し、当ブログでも紹介していた、キングジムの「ノートパソコンスタンド」の存在を思い出します。

MacBook Pro が最も熱を蓄えるのは、筐体の底面。そこを空中に浮かせ、エア フローを改善するこのスタンドは、排熱におあつらえ向きな構造なのです。


結果は僥倖。同条件で、遂に 2 分台で生成ができるようになりました! 当初 5 分かかっていたことを考えると、2 倍近い性能差が生まれています。
今では Step 数を 50 まで増やしても、3 分台で安定。安定した出力を、ほどほどの時間で得られるようになりました。さらにファンの音はこれ以降全くなし!
もっとも、最新世代の Mac や NVIDIA 製の GPU と比べると、まだまだ著しく遅いのだろうけれど。
ただしこのスタンドには欠点があり、それは MacBook Pro が斜めになってしまい、2 台目の MacBook を重ねられなくなってしまうこと。そのためプライベート用と仕事用とでの切り替えが億劫になってしまいました。

余談: 「すのこタン。」の購入をガチ検討していた

今回の排熱問題の解消のために、最初は「すのこタン。」の導入を検討していました。
同商品は、「萌えブーム」旋風が巻き起こっていた 2007 年に登場した、機器の冷却用に用いるアルミ製のすのこです。
当時から存在は知っていたものの、以前はデスクトップだったから、今では Apple Silicon だから、通常の使用範囲では不要だったんですよね。
20 年の時を経て「ついに手にする時が!?」と思っていたところに、例のノートパソコンスタンドを持っていたことを思い出し、またそれがいい結果を残したもんで、またもや購入を見送ることになりました。
いつかは買いたい「すのこタン。」。ちなみに 16 インチ MacBook Pro 用に私が候補に挙げていたのは、「すのこタン。A4 wide」と「アルミ製冷却台パレット」の 2 種類。
寸法的に、前者はやや MacBook Pro より大きく余裕あり。後者はほぼピッタリといったところです。
ふるさと納税でも手に入るらしい。しかも手頃な価格。ノートパソコンスタンドには不満もあるし、これはアリかもしれねぇ……。
まとめ
いかに電力効率の高いチップが生まれてきた現代であっても、引き続き冷却行為というものの重要性は変わらないのだと、身をもって体験できるいい機会でした。
クラムシェルでの運用でも、簡単な工夫で大きく効率改善ができるので、ぜひお試しを。




