【争奪戦勝利】iPhone 14 Pro ディープパープルを購入しました【8 Plus から乗り換え】

2022 年に発表された iPhone の最新モデル、「iPhone 14 Pro」を購入しました

予約開始時間に Apple Store に張り付くいわゆる「争奪戦」に初参加ながら、無事に最短日程で予約することができました。

今回購入したモデルの詳細は以下の通りです。

  • iPhone 14 Pro (6.1 インチ)
  • ディープパープル
  • 128 GB
目次

iPhone 14 Pro の購入理由

iPhone 14 Pro – Photo: Apple

iPhone 14 Pro を購入した理由は、大きく二つあります。

  1. 現在使用中の iPhone 8 Plus に限界を感じていた
  2. iPhone 13 Pro 以前と比べて、明確な進化点が iPhone 14 Pro にあったから

1. iPhone 8 Plus の性能に限界を感じていたから

iPhone 8 Plus

一つ目の理由が、4 年間以上使い続けてきた iPhone 8 Plus に限界を感じていたからです。特にボクのメイン情報収集アプリ、「Feedly」の使用中に顕著に感じられます。

Feedly

Feedly はいわゆる RSS リーダーアプリ。気になるサイトを登録すれば、わざわざそのサイトに直接アクセスしなくても更新情報を一覧できるようになります。

あまりにも便利すぎるので、YouTube に並んで最も高頻度で使っているアプリの一つです。

この Feedly を iPhone 8 Plus で使用すると、明らかなスペック不足を感じるのです。

Feedly の画面をスクロールするにつれて、あからさまに画面フレームレートが低下。挙動も不安定になり、iPhone 8 Plus 本体が発熱。バッテリーも山ほど消費してしまうといった具合。

この症状は Intel 時代の MacBook Air で Twitter を閲覧しようとした時の挙動とそっくりで、CPU の処理性能が追いついていないことによって発生しているものです。

Feedly は単純に記事のタイトルとサムネイル画像を表示しているだけなのに、なんでこんなにスペックを使うのかわかりませんが、残念ながら iPhone 8 Plus では快適に Feedly を使うことができません。

これこそ一番の買い替えの動機です。

とはいえ、Feedly を使用する時以外に不満は一つもないのが正直なところ。8 Plus はもう 5 年も前のモデルにも関わらず、ボクにとってスマートフォンに求める必要十分な性能は、すでにほとんど有していたのです。

2. iPhone 13 Pro 以前と比べて、明確な進化点が iPhone 14 Pro にあったから

Photo: Apple

前述した Feedly を使う上での不満は実はもう 2 年以上もの期間感じ続けていたので、これまで何度も iPhone の買い替えを検討してきました。

それでも毎年、新型 iPhone の購入を見送り続けてきました。なぜなら魅力的な進化を iPhone 13 Pro 以前には感じなかったからです。

ボクが iPhone 8 Plus を使い続けてきた理由はいくつかありますが、圧倒的な要因に「Touch ID」の存在があります。

Touch ID

Touch ID とは、iPhone のロック解除や認証を指紋で行う機能です。現行機種では iPhone SE にのみ搭載されています。

iPhone X 以降、Touch ID は「Face ID」に置き換わり、ロック解除をするためにはいちいち iPhone の画面を見つめなければならなくなりました。

Face ID のイメージ

ボクは iPad Pro でこの Face ID の不便さをよーーーーく知っているので、iPhone でも Face ID を使わなくてはならなくなることが耐えられませんでした。

近年 Apple Watch と連携すれば画面を見ずともロック解除できるようになったものの、それでも家にいる間は Apple Watch をつけていない時間の方が長いですから、いまだ Touch ID と比べて不便なことに変わりありません。

iPhone 14 Pro も Face ID が継続と残念仕様ですが、それ以上に楽しそうな変化がいくつかありました。

4 倍解像度のカメラと最強の手ぶれ補正「アクションモード」

iPhone は世代を重ねるごとにカメラ機能がどんどん強化されてきました。ただ、例年「順当に強化されたなあ」という感じに過ぎず、他社のハイエンド Android と比べると画質も使い勝手もやや劣るような状況が続いていました。

この流れが iPhone 14 Pro のタイミングで断ち切られました。従来の解像度 12 メガピクセルから、48 メガピクセルへ大幅に性能が向上したのです。

Photo: Apple

メインの広角カメラのみというのが残念ですが、それでもこれまでと比べて一皮剥けた進化がなされたと言えるでしょう。

また、ジンバルいらずな最強手ぶれ補正「アクションモード」が実装されたことも大きな魅力です。

ボクは普段動画撮影に Sony のミラーレス一眼「α7C」を使っているのですが、とにかく手ぶれに悩まされています。iPhone 14 Pro で高画質になったカメラと、この手ぶれ補正を組み合わせて、「より快適な動画撮影ができるようになるのでは」と大きな期待を寄せています。

Dynamic Island の実装

もう一つ、iPhone X から続いてきた筐体のデザインが、ついに iPhone 14 Pro で変化しました。

それが「Dynamic Island」。非難轟々だったディスプレイ上部の「ノッチ」にデザイン性がもたらされました。

Dynamic Island – Photo: Apple

Apple のプレゼン動画を見る限り、ぶっちゃけ Dynamic Island はノッチ以上に邪魔で、なおかつ使いづらそうな雰囲気を感じなくもないですが、「新しい iPhone」感を、 13 Pro 以前と比べて圧倒的に感じられるのもまた事実。

こんな感じの理由で、ついに iPhone 8 Plus を卒業して、最新の iPhone 14 Pro に乗り換えることを決心したというわけ。

「ディープパープル」を選んだ理由

iPhone 14 Pro のカラーは悩みに悩んだ末、「ディープパープル」を選びました。一目惚れな部分も大きいです。

もし購入するとしたら、「スペースブラック」かディープパープルかの 2 択でした。

なんなら、ボクは持ち物を黒色で統一するようにしているので、心の中はスペースブラックが優勢でした。

それでもディープパープルを選んだ理由は、一目惚れ以外に「14 Pro と心中するぞ」と心に誓うためです。

前述の通り、ボクは 4 年間以上にわたって iPhone 8 Plus を使い続けてきました。今回購入する iPhone 14 Pro も同じように長期間、あわよくば iOS のサポートが切れるまで使い続けるつもりでいます。

そういう意味で、ひと目見て iPhone 14 Pro だと分かるディープパープルは、将来ブログでネタにする上でスペースブラック以上にサムネ映えしそうな点も魅力的。

また、全ての持ち物を黒色で統一していると、差し色を入れたくなる欲求も強くなってくるものです。黒色は統一感を出しやすいので重宝するものの、個人的に大好きな色かと問われると、決してそんなことはありません。

むしろどちらかというと、紫色や緑色、青色などの有彩色の方が好みだったりします。

そんな有彩色欲求も叶える目的で、差し色として紫を導入することにした次第です。

スペースブラックと比べて飽きがきそうというリスクだけ、一抹の不安として残っています。

「MAX」ではない、6.1 インチサイズを選んだ理由

iPhone 14 Pro MAX (左) と iPhone 14 Pro (右) – Photo: Apple

カラー以上に悩んだのがサイズ問題です。今回は通常の Pro (6.1 インチ) を選択しました。

何だかんだ iPhone 8 Plus からの乗り換えに備えて、ここ数年間何度も Apple Store に足を運び、ノーマルサイズにするか、MAX サイズにするか検討し続けてきました。

ボクは基本的にディスプレイサイズに関しては「大は小を兼ねる」と思っています。

iPhone の用途も Feedly やウェブブラウジングでの情報収集や YouTube 視聴が主ですから、これらが快適にできるよう、現状も当時最大サイズだった iPhone 8 Plus を使用中。

この流れで MAX サイズを選ぶのが妥当だと思っていました。

ところが iPhone 12 シリーズから今のカクカクデザインに変わったことによって、MAX サイズの握り心地が悪化。iPhone 8 Plus ではギリギリ実現できていた片手運用が、MAX サイズではいよいよ難しくなっていることを Apple Store で確認済み。

いざという時に片手運用ができないリスクは流石に看過できないということで、ノーマルサイズの Pro を選ぶに至りました。

MAX には画面サイズの他にバッテリー容量に強みがあります。

ただ、これも 5 年間使い続けてヘタリまくった iPhone 8 Plus ですらバッテリーが一日持つボクにとって、ノーマル iPhone Pro のバッテリー容量で十分だという判断です。

「128 GB」モデルを選んだ理由

iPhone 14 Pro の容量は迷わず 128 GB にしました。

今使用している iPhone 8 Plus は 64 GB モデルで、使用済みストレージは 50 GB 程度。128 GB でも有り余る計算です。

iPhone 8 Plus のストレージ状況

128 GB モデルには機能制限があり、4K ProRes の動画撮影ができませんが、ボクには ProRes 撮影を使うような映像作品を作る予定がないので全く問題ありません。

「iPhone 14 Pro でカメラが綺麗になって、写真や動画を撮影する頻度が急増しそう。256 GB 以上にしておいた方がいいのでは?」という疑念が一瞬浮かんだことは確かです。

それでもボクはミラーレス一眼の α7C を購入して学びました。たとえ素晴らしいカメラを手に入れても、引きこもりはわざわざ撮影のために外出などしないということを。

ですのでそうした心配は入りませんし、仮に撮影頻度が増えたとしても、基本的に撮影データは全て NAS に保存。iPhone 本体に必要以上のデータを残すことはありませんから、いずれにしても 128 GB で十分すぎる計算です。

iPhone SE や Android の選択肢はなかったのか?

Photo: Google

iPhone SE や Android の選択肢はありませんでした。

iPhone SE はボクの用途を考えると性能面では申し分ありません。しかし、画面サイズの小ささがネックになります。

社給端末として iPhone SE を実際に使用していますが、画面の小ささが災いしてタイピングでミスが多発してしまいます。

せめてノーマル Pro の 6.1 インチ以上は最低限欲しいところです。

また、Android に乗り換えることもなかなか考えづらいです。ボクの環境は Apple のエコシステムを前提に構築されています。

特に Apple Watch は iPhone がないとそもそも使うことすらできませんから、Android への乗り換えは現実的ではありません。

本音: スマートフォンは不便なくせに高すぎる

というわけで、今回は iPhone 14 Pro ディープパープルの 128 GB モデルを購入した報告でした。

お値段は 149,800 円。合わせてレザーケース (9,380 円) と画面保護シート (6,800 円) を購入したため、合計 165,880 円の散財となりました。

正直スマートフォンは PC と比べるとできることがあまりにも少なく、また操作性も劣悪ですから、個人的には最も好きじゃないガジェットの一つです。

そんな価値観のボクからすると、16 万円は高いなあと感じざるを得ません。いや、こんな小さな筐体にここまでの技術を詰め込む凄さはわかるんですけどね。

だからこそ、手に入れてしまえば絶対に後悔することなく、長く使える iPhone 14 Pro を購入しました。iOS サポート期間はおおよそ 5〜6 年。5 年間使い続けるとして、年間あたりの金額は 3 万円ほど。

「いいものを長く、大切に使う」これがボクのモットーです。

iPhone 14 Pro と共に iOS のサポート切れまでを目標に、相棒としてこれから連れ添っていきたいと思います。

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