【現地レポート】Apple 銀座、2 度目の閉店

2025 年 9 月 22 日 (月曜日) 21 時、Apple 銀座は中央区銀座 8 丁目 9-7「HULIC &New GINZA 8」での営業を終了しました。2022 年 8 月 30 日 (火曜日) から続いた “仮店舗” での営業に幕を下ろし、かつての拠点である銀座 3 丁目・サヱグサビルへの “帰還” に向けて、静かに、一方で華やかに次のチャプターへ進みます。

※ 本記事の現地情報は 2025 年 9 月 22 日 21 時時点。スタッフコメントは同年 9 月 19 日の口頭取材によるものです。


目次

なにが起きたのか (要点)

Picture: Apple
  • 閉店日時: 2025 年 9 月 22 日 (月曜日) 21:00
  • 場所: HULIC &New GINZA 8 (中央区銀座8-9-7)
  • 位置づけ: 本拠点サヱグサビル建て替え完了に伴い、仮店舗での営業を終了
  • ポイント: Apple 銀座としては 2 度目の閉店 (1 度目は 2022 年 8 月 28 日 (日曜日)、サヱグサビルにて)

Apple 銀座の店舗スタッフによると、もともと仮店舗でのクロージングは 2025 年 11 月頃が想定されていたとのこと。ところが、上層部の方針転換によりスケジュールが前倒しとなり、iPhone 17 / Airシリーズ等の新製品発売タイミングに合わせてサヱグサビルへの復帰準備を加速。「商機を鑑みて前倒しでの移転」という位置づけです。

閉店直前の Apple 銀座 @HULIC &New GINZA 8

閉店直前の Apple 銀座 (HULIC &New GINZA 8) の Apple ロゴが輝く

閉店間際の店内は、発売直後の iPhone 17 Pro 等を求める来店客で活気がありました。「4 店舗巡ってようやく買えた」というユーザーがスタッフから祝福される場面もあり、温かな空気感に包まれていました。

21 時が近づくと店舗前には多くの人が集結。スタッフからのお別れの挨拶に続いて扉が閉まり、Apple ロゴが消灯。拍手の中、全体は落ち着いた雰囲気で閉店の瞬間を見守りました。

閉店直前の Apple 銀座 @HULIC &New GINZA 8には一定の人数が集まっていた
閉店直前に店内でスタッフたちが集合、聴衆も集まったものの人数はやや控えめ
Apple 銀座 @HULIC &New GINZA 8が閉店すると、Apple ロゴは消灯
閉店とともに Apple ロゴは消灯

2022 年のサヱグサビル閉店時と同じ儀式的な流れでしたが、人出は 2022 年の方が多かった印象です。そこには店舗における歴史の長さに根差した思い入れの差があったのかもしれません。

当時コロナ禍にあった Apple 銀座@サヱグサビルの閉店直前の様子
2022 年、Apple 銀座@サヱグサビル コロナ禍における閉店直前の様子
Apple 銀座@サヱグサビルの閉店時には、メディアも駆けつけ取材がされていた
当時、メディアによる取材班も訪れていた
Apple 銀座@サヱグサビルは多くの人々に見守られながら閉店した
サヱグサビルは多くの人に見守られて閉店、Apple ロゴは消灯

これから: 再オープンはいつ?

Picture: Apple

正式な開店日程は未発表。一方で店頭スタッフによれば、内装の準備は概ね完了しており、「今後 2 週間以内の再オープンが見込まれている」とのこと。

Apple 公式サイトでは「まもなくオープン」「場所は銀座 3 丁目のサヱグサビル」と案内されており、これを記念した限定壁紙が配布中です。

Apple 公式サイト

Apple(日本)
新しいApple 銀座 まもなくオープン。銀座3丁目でお待ちしています。

まとめ

HULIC &New GINZA 8 での 3 年余りにわたる仮住まい生活を終え、Apple 銀座はいよいよ「記憶の場所」サヱグサビルへ帰還します。再オープン日が確定し次第、続報を追いたいところですね。まずは限定壁紙で帰還の空気を先取りしつつ、その瞬間を待ちたいと思います。

私が最後に Apple 銀座@HULIC &New GINZA 8 で商品を受け取った日と、その商品のレビュー

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